強迫性障害のよくある質問(FAQ)
強迫性障害とはどんな状態ですか?
強迫性障害は、頭から離れない不安な考え(強迫観念)と、それを打ち消すための繰り返し行動(強迫行為)が続く状態です。「自分でもおかしいとわかっているのにやめられない」という強い苦しさが特徴で、年齢や性別を問わず誰にでも発症する可能性のある病気です。
Q. 強迫性障害の原因は何ですか?
大きく分けて、脳・神経生物学的要因、心理・環境的要因、それらが複雑に絡み合う複合的な要因が関係していると考えられています。几帳面な性格や意志の弱さが原因ではなく、誰にでも起こりうる脳と心の働きに関わる病気で、専門的な治療によって改善が期待できます。
Q. 「几帳面」「神経質」な性格との違いは何ですか?
日常的なこだわりは生活に大きな支障をきたしませんが、強迫性障害は本人の意思に反して症状が繰り返され、生活時間や人間関係に影響が出る点が異なります。脳や神経の働きが関与している病気であり、性格の問題ではなく、適切な治療で改善できるものです。
Q. 強迫性障害は「完治」しますか?
治療によって症状が大きく改善し、以前と同じように日常生活を送れる方は数多くいらっしゃいます。再発リスクがある疾患のため、症状が落ち着いた後も継続的なケアが大切ですが、適切な治療と支援によって生活の質を取り戻すことは十分に可能で、希望をもって治療に取り組んでいただけます。
Q. 強迫性障害の疑いがあるとき、いつ病院に行けばいいですか?
確認や洗浄などの行為がやめられない、儀式的な手順にこだわり日常生活に長い時間を取られる、仕事・学業・家族関係に支障が出ている、といったサインが続く場合は、早めに心療内科・精神科を受診することをおすすめします。早期の相談が回復への近道です。