社交不安障害のよくある質問(FAQ)
Q. 社交不安障害とはどんな状態ですか?
人前で話す、他者と接する、外で食事をするなど、注目されたり評価されたりする場面で強い不安や恐怖、身体症状(動悸・震え・赤面など)が生じ、その場面を避けるようになる状態をいいます。性格の問題ではなく、適切な治療によって改善が期待できる疾患です。
Q. 社交不安障害の原因は何ですか?
大きく分けて「脳・神経生物学的要因」「遺伝的・気質的要因」「心理・環境的要因」が複合的に関係していると考えられています。心の弱さや育て方だけで生じるものではなく、複数の要因が絡み合って発症するため、ご本人やご家族が自分を責める必要はありません。
Q. 恥ずかしがり屋との違いは何ですか?
誰でも緊張や恥ずかしさを感じることはありますが、社交不安障害は症状が強く、長期間(おおむね6ヶ月以上)続き、仕事や学業、日常生活に明らかな支障が出ている点が異なります。ご本人が感じている苦痛の大きさも、見極めの重要なポイントです。
Q. 社交不安障害は治りますか?
適切な薬物療法と認知行動療法を継続することで、多くの方が症状の改善を実感されています。不安を完全にゼロにすることは難しい場合でも、生活の質を大きく高め、これまで避けてきた場面に少しずつ向き合えるようになる可能性が十分にあります。
Q. 社交不安障害の疑いがあるとき、いつ病院に行けばいいですか?
「人前での強い緊張・赤面・震えが続く」「会議・電話・外食などの場面を避けるようになった」「症状が6ヶ月以上続き、仕事や日常生活に支障が出ている」場合は、早めの受診を検討してください。早い段階での相談が、回復までの道のりを短くする助けになります。