パニック障害のよくある質問(FAQ)
Q. パニック障害とはどんな状態ですか?
突然強い不安や恐怖の発作(パニック発作)が繰り返し起こり、「また発作が起きるのでは」という予期不安や、特定の場所を避ける広場恐怖が生じる疾患です。年齢・性別を問わず誰にでも起こりうるもので、本人の意志の弱さや性格の問題ではありません。
Q. パニック障害の原因は何ですか?
大きく分けて、「脳や神経の働きの特性」「遺伝的な体質」「環境の変化やストレス」の3つが関係していると考えられています。これらが複合的に重なって発症するため、本人の性格やご家族の育て方が原因になるわけではありません。
Q. パニック発作が起きたとき、どう対処すればいいですか?
まずは安全な場所に座り、ゆっくりとした腹式呼吸を意識してください。「発作は必ず数十分以内に収まる」と自分に伝えることも有効です。なお、過呼吸時にビニール袋を口に当てる方法は、現在は安全性の観点から推奨されていません。
Q. パニック障害は「完治」しますか?
適切な治療を継続することで、多くの方が症状を十分にコントロールし、もとの日常生活を取り戻せます。再発しやすい側面もあるため、症状が落ち着いた後も医師と相談しながら治療を続けることが、安定した回復への近道です。希望をもって治療に取り組んでいただける疾患です。
Q. パニック障害の疑いがあるとき、いつ病院に行けばいいですか?
理由のわからない動悸・息苦しさ・強い恐怖感が突然起きた、内科で検査をしても異常がないと言われた、外出や電車に乗ることが怖くなってきた──こうしたサインがある場合は、早めに心療内科・精神科への受診をご検討ください。