双極性障害のよくある質問(FAQ)
Q. 双極性障害とはどんな病気ですか?
双極性障害は、気分が高揚する躁状態と、気分が大きく落ち込むうつ状態を繰り返す気分障害です。性格や気分屋とは異なり、本人の意思ではコントロールしにくい点が特徴です。年齢・性別・職業を問わず誰でもなりうる病気であり、早期に治療を始めることで安定した生活を目指せます。
Q. 双極性障害の原因は何ですか?
双極性障害の原因は、大きく分けて遺伝的・生物学的要因、環境・心理的要因、それらが複合的に絡み合う要因の3つが関係していると考えられています。脳内の神経伝達物質のバランスや、強いストレス、生活リズムの乱れなどが重なって発症することが多く、単一の原因では説明できない病気です。
Q. 双極性障害はうつ病とどう違いますか?
最大の違いは、躁状態または軽躁状態のエピソードがあるかどうかです。うつ症状だけを見ると非常によく似ていますが、過去に気分が異常に高揚した時期があれば双極性障害が疑われます。初期段階では区別が難しいため、専門医による丁寧な問診と経過観察が欠かせません。
Q. 双極性障害は完治しますか?
双極性障害は「完全に治す」というよりも、症状が落ち着いた状態である寛解を目指す病気です。気分安定薬による治療と生活リズムの管理を続けることで、再発を抑えながら安定した日々を送る方も多くいらっしゃいます。治療と上手につき合っていく姿勢が、長期的な安心につながります。
Q. 双極性障害の疑いがあるとき、いつ病院に行けばいいですか?
気分の波が続いている、眠れないのに元気すぎる、または動けないほど落ち込む、日常生活や仕事に支障が出ているといった場合は、早めの受診を検討してください。ご本人だけでなく、家族や周囲が「いつもと違う」と感じたタイミングも、専門医に相談する良いきっかけとなります。